東海道西国筋図巻
とうかいどうさいごくすじずまき
概要
江戸から東海道を通り、瀬戸内海、九州の対馬に至る城郭・神社仏閣・名所旧跡が描かれている。城郭はどれも同じように描かれており、写実的なものとはいえない。海上交通の大動脈、瀬戸内海には参勤交代の御座船が進む。水墨の横点を連ねて山を表す米点、輪郭線を用いずに墨の濃淡だけで表現する没骨法など、南画の画法が用いられており、鑑賞用に制作されたものと考えられる。
とうかいどうさいごくすじずまき
江戸から東海道を通り、瀬戸内海、九州の対馬に至る城郭・神社仏閣・名所旧跡が描かれている。城郭はどれも同じように描かれており、写実的なものとはいえない。海上交通の大動脈、瀬戸内海には参勤交代の御座船が進む。水墨の横点を連ねて山を表す米点、輪郭線を用いずに墨の濃淡だけで表現する没骨法など、南画の画法が用いられており、鑑賞用に制作されたものと考えられる。
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