木造地蔵菩薩立像
もくぞうじぞうぼさつりゅうぞう
概要
木造地蔵菩薩立像
もくぞうじぞうぼさつりゅうぞう
平安後期
木造・素地。ヒノキ材。一本割矧造り。木地仕上げ。白毫は水晶(新補)。頭躰部とも内刳りを施す。頭躰部は大略1材からなり、両躰測部分をそれぞれ肩から袖下部分までを割り離している。頭躰幹部は頭頂から裳すぞ左右に至る線で前後に割り離して、さらに三道下で頚部を割り離して差し首とする。
【法量】単位:㎝ 像高164.1 頂・顎28.0 面幅18.8 耳張21.7 面奥23.4 胸奥24.2 腹奥28.7 肘張39.5 袖張46.2 裾張27.9 足先開外26.1 足先開内11.1
1躯
甲賀市指定
指定年月日:20150218
有形文化財(美術工芸品)
信楽町中野に所在する浄土宗来迎寺の本堂に安置された像で、隣接する柞原長福寺(廃寺)からの客仏と伝えられる。