内外収集標本箱
ないがいしゅうしゅうひょうほんばこ
概要
和紙に包まれた60袋あまりと、数十点の付属標本類が含まれている。袋には、「ベルギー国 鉄坑ノ鉄礦」、「アメリカ産人参」、「長崎来礦石」、「薩州礒ノ濱辺…拾ひ取候砂鉄」などと墨書されている。これらは、幕末の佐賀藩士の小出千之助が参加した万延元年(1860)の遣米使節団や、文久元年(1862)に派遣された遣欧使節団、安政4年(1857)の薩摩藩視察等の際に、10代佐賀藩主鍋島直正が家臣に命じて収集させたものと考えられる。
ないがいしゅうしゅうひょうほんばこ
和紙に包まれた60袋あまりと、数十点の付属標本類が含まれている。袋には、「ベルギー国 鉄坑ノ鉄礦」、「アメリカ産人参」、「長崎来礦石」、「薩州礒ノ濱辺…拾ひ取候砂鉄」などと墨書されている。これらは、幕末の佐賀藩士の小出千之助が参加した万延元年(1860)の遣米使節団や、文久元年(1862)に派遣された遣欧使節団、安政4年(1857)の薩摩藩視察等の際に、10代佐賀藩主鍋島直正が家臣に命じて収集させたものと考えられる。
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