護摩堂
ごまどう
概要
現存する護摩堂は小菅山別当大聖院の跡地にあり、一説に寛延3年(1750)の建立という。ただし、正徳5年(1715)に隠居した別当職5代恵照が、護摩堂を建立したという記録があることから、建築原型の年代はさらに遡ると推測される。天和2年(1682)の「領内寺社領並由緒書差出帳」には、護摩堂が記されておらず、延享3年(1746)作成の「小菅山古絵図並當時絵図」には描かれている。こうしたことから講堂は、恵照の代(1690~1715)に建立されたと考えてもよさそうである。
ごまどう
現存する護摩堂は小菅山別当大聖院の跡地にあり、一説に寛延3年(1750)の建立という。ただし、正徳5年(1715)に隠居した別当職5代恵照が、護摩堂を建立したという記録があることから、建築原型の年代はさらに遡ると推測される。天和2年(1682)の「領内寺社領並由緒書差出帳」には、護摩堂が記されておらず、延享3年(1746)作成の「小菅山古絵図並當時絵図」には描かれている。こうしたことから講堂は、恵照の代(1690~1715)に建立されたと考えてもよさそうである。
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