群馬県道訓前遺跡出土品
ぐんまけんどうくんまえいせきしゅつどひん
概要
縄文時代中期の資料。縄文時代中期中葉の住居跡6軒、土坑27基から出土。深鉢形土器34点、鉢形土器1点、浅鉢形土器3点、器台形(きだいがた)土器1点、及び土製円盤6点の土器・土製品45点と、石鏃(せきぞく)・石錐(せきすい)・打製石斧(だせいせきふ)・小型石棒等の石器・石製品117点で構成される。縄文時代中期の土器造形の一到達点を示す代表的な一括であるとともに、縄文時代中期中葉から後葉にかけての土器型式の消長を把握するための好資料として、その学術的価値は高い。