後陽成天皇宸翰 御消息
ごようぜいてんのうしんかんおんしょうそく
概要
後陽成天皇(1571～1617)が自ら詠んだ句の添削を依頼した消息で、宛先の｢三殿｣は天皇と親交があった僧の三級をさすと思われる。天皇は初めに書いた句の横に書き込みをし、｢今朝そみん霜を｣と｢さかふるや霜に｣のどちらが良いか判断を委ねている。水戸徳川家から初代頼重に贈られたものである。
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