本間氏別邸庭園(鶴舞園)
ほんましべっていていえん(かくぶえん)
概要
本間家四代・光道が築造した鳥海山を借景とする池泉廻遊式庭園は、池の中島の松に鶴が飛んできたことから藩主酒井侯によって「鶴舞園」と名付けられています。庭園の整備は、冬期間に港で働く人々の失業対策事業として実施されました。
佐渡の赤玉石・伊予の青石など、綿積石(わだつみいし)として北前船で運ばれた諸国の銘石と小豆島の御影石の大小の灯籠が目立ちます。春は白ツツジ、秋は紅葉など、時を経た木立の風情が目を楽しませてくれます。
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公益財団法人 本間美術館