絹本著色 阿弥陀如来・四十八化仏像(方便法身尊像)
けんぽんちゃくしょく あみだにょらい・しじゅうはっけぶつぞう(ほうべんほっしんそんぞう)
概要
絹本著色 阿弥陀如来・四十八化仏像(方便法身尊像)
けんぽんちゃくしょく あみだにょらい・しじゅうはっけぶつぞう(ほうべんほっしんそんぞう)
大阪府
室町後期
「方便法身尊像」と呼ばれる中世後期の浄土真宗が生み出した独自の尊像で、蓮華座上に直立し、48条の光明が覆う阿弥陀如来を正面向きに描いたもので、光明の外縁に上下左右に12体ずつ、合計48体の蓮華座上に直立した化仏を配している。画絹の目がきわめて粗く、やや発色を抑えた太めの切金を使用し、阿弥陀如来の体のバランスがよく、目鼻立ちが整っていることから、室町時代後期、15世紀末から16世紀前半頃と考えられる。
縦107.6cm×横37.0cm
1幅
大阪府久宝寺四丁目4番3号
八尾市指定
指定年月日:20121212
宗教法人顕証寺 代表役員 近松照俊
有形文化財(美術工芸品)