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滝尾「日輪舎」

たきお「にちりんしゃ」

概要

滝尾「日輪舎」

たきお「にちりんしゃ」

近世以前その他 / 昭和以降 / 中部 / 石川県

石川県

昭和初期

 円柱形の木造平屋建ての建物の上に円錐形の屋根をのせ、屋根頂点
に小さな尖塔がある。建物内部は天井は張ってなく、柱は中央に一本し
かない。垂木は屋根裏頂点より放射状に伸びており、唐傘を半分広げた
ような特異な構造となっている。技術力に乏しい満蒙開拓の青少年でも
建設可能な工夫がなされている。

高さ約5.6m、直径約11.4m、面積約102㎡

1棟

石川県鹿島郡中能登町井田56-152

中能登町指定
指定年月日:20130612

中能登町長 杉本 栄蔵

有形文化財(建造物)

 昭和15年(1940)当時の滝尾村が、国策に沿い満蒙開拓に備えて、地
元青少年のために建設した合宿訓練所。建設の実際も開拓訓練を兼ね
て、滝尾青年学校生徒が行った。以後敗戦迄、満蒙開拓に向けて青少年
の心身の鍛練と講義が行われた。(滝尾村は、満蒙開拓青少年義勇軍
派遣の鹿西本部に指定されていた。)

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キーワード

能登 / 石川 / 鹿島 /

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