瓜虫図
うりむしず
概要
大小の実や花をつけた瓜、その周辺にはチョウやカマキリ、トンボ、コオロギ、ハチなどの昆虫がにぎやかに描き込まれ、さらに画面左側には、七言絶句とともに「毗陵(びりょう)」と「呂氏敬甫」の2印が見出される。毗陵(江蘇省常州)は、北宋以来の草虫画制作の中心地であったことが知られており、日本にも元・明時代の作品が数多く伝えられているが、そうした毗陵草虫画の存在を認識させる端緒となったのが本作品である。
所蔵館のウェブサイトで見る
公益財団法人 根津美術館うりむしず
大小の実や花をつけた瓜、その周辺にはチョウやカマキリ、トンボ、コオロギ、ハチなどの昆虫がにぎやかに描き込まれ、さらに画面左側には、七言絶句とともに「毗陵(びりょう)」と「呂氏敬甫」の2印が見出される。毗陵(江蘇省常州)は、北宋以来の草虫画制作の中心地であったことが知られており、日本にも元・明時代の作品が数多く伝えられているが、そうした毗陵草虫画の存在を認識させる端緒となったのが本作品である。
所蔵館のウェブサイトで見る
公益財団法人 根津美術館文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs