賀茂葵競馬図屏風
かもあおいくらべうまずびょうぶ
概要
賀茂別雷神社(上賀茂神社)の神事である競馬会神事を描いた一双屏風。左隻から右隻にかけ画面下半に長々と設けられた埒(柵)の中を、舞楽装束を身に付けた乗尻とよばれる騎手が疾駆する。競馬は左右に分かれた二頭により十番行われるが、本図の埒内には出走前のものも含め計6組が同時に描かれている。埒外には公家のほか僧侶や庶民も多数参集しており、中には担い棒を担ぐ物売りの男や野点を行う女、茶弁当を広げる一団など、賑々しい祭礼の様子が描かれている。
かもあおいくらべうまずびょうぶ
賀茂別雷神社(上賀茂神社)の神事である競馬会神事を描いた一双屏風。左隻から右隻にかけ画面下半に長々と設けられた埒(柵)の中を、舞楽装束を身に付けた乗尻とよばれる騎手が疾駆する。競馬は左右に分かれた二頭により十番行われるが、本図の埒内には出走前のものも含め計6組が同時に描かれている。埒外には公家のほか僧侶や庶民も多数参集しており、中には担い棒を担ぐ物売りの男や野点を行う女、茶弁当を広げる一団など、賑々しい祭礼の様子が描かれている。
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