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柿ノ木平遺跡出土伏甕

かきのきだいらいせきしゅつどふせがめ

概要

柿ノ木平遺跡出土伏甕

かきのきだいらいせきしゅつどふせがめ

考古資料 / 縄文 / 東北 / 岩手県

岩手県

縄文時代中期後葉

「伏甕」とは,底部を穿孔または打ち欠きをした深鉢形土器を倒立させて竪穴住居の床面下に埋設したものである。埋設される深鉢型土器は,伏甕専用に作られた土器ではなく,日常的に使用していたものを転用している。埋設される位置は炉の中心を通る竪穴住居の長軸線上が多く,縄文時代中期中葉~後葉(大木8a式~9式古段階)の限られた時期に埋設されている。床下に埋設されていたことから,堆積土に押し潰されることなく完全な形で出土する例が多い。用途については,胎盤埋納説,住居建設の際の地鎮説など様々な説が挙げられているが,どの説も確証には至っていない。

別紙一覧表参照

1件20点

盛岡市遺跡の学び館   岩手県盛岡市本宮字荒屋13-1

盛岡市指定
指定年月日:20140227

盛岡市

有形文化財(美術工芸品)

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キーワード

竪穴 / 住居 / 集落 / 遺跡

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