伊勢集断簡 石山切(いまといひて)
いせしゅうだんかん いしやまぎれ いまといいて
概要
本幅は五色の濃淡の染紙を破り継いで山に見立てた料紙に『伊勢集』を書写した断簡と、白の胡粉で塗沫した空間に銀泥にて飛鳥、紅葉、秋草を描いた『貫之集』断簡との組み合わせに妙がある。ともに西本願寺本『三十六人家集』と一具で、元は華麗な冊子であった。「石山切」の名は本願寺の故地である摂津国石山にちなんでいる。
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国(文化庁 美術工芸品)いせしゅうだんかん いしやまぎれ いまといいて
本幅は五色の濃淡の染紙を破り継いで山に見立てた料紙に『伊勢集』を書写した断簡と、白の胡粉で塗沫した空間に銀泥にて飛鳥、紅葉、秋草を描いた『貫之集』断簡との組み合わせに妙がある。ともに西本願寺本『三十六人家集』と一具で、元は華麗な冊子であった。「石山切」の名は本願寺の故地である摂津国石山にちなんでいる。
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