古見のサキシマスオウノキ群落
こみのさきしますおうのきぐんらく
概要
S52-12-063[[古見]こみ]のサキシマスオウノキ群落.txt: この群落は、西表島前良川河口の南岸にある湿地にあり、三離御嶽(ミチャーリオン)として地元の人々によって昔から保存されている約5000平方メートルの地域である。
ここに自生する植物は、板根の非常によく発達した胸高直径75から85センチのサキシマスオウノキ25本をはじめ、オオハマボウ、イボタクサギ、サガリバナ、カンコノキ、シマシラキ、オキナワキョウチクトウ、シマオオタニワタリなど多数の湿地植物があり、亜熱帯植物群落の様相をよく保存している。
ことに、サキシマスオウノキ群落は、板根の大きさ及び本数からいっても、我が国最大の規模であり、学術上の価値はきわめて高い。