大坂城石垣石丁場跡
小豆島石丁場跡
東六甲石丁場跡
おおさかじょういしがきいしちょうばあと
しょうどしまいしちょうばあと
ひがしろっこういしちょうばあと
概要
S46-01-019大坂城石垣石切場跡.txt: 元和から寛文年間に至る江戸幕府の大坂城修築工事は、諸大名に工役を命じ、その数35か国、64大名にのぼるといわれる。
小豆島は、秀吉の築城以来、石垣用の石切場として著名であるが、中でも寛永年間には、黒田藩、豊前細川藩が、ここから多くの石材を切り出し、搬出した。現在これらの丁場跡である天狗岩丁場、南谷丁場、豆腐丁場、八人石丁場、亀崎丁場およびこれらに付属する磯丁場などが残り、残石や角取石の刻印をもった石も随所によく遺存しているなど、大坂城築城の歴史と技術を語るものである。