蛇穴山古墳
じゃけつざんこふん
概要
平地に築造された径約30メートルの円墳である。古くから開口していた横穴式石室は羨道を欠くが、玄室は奥行3メートル、幅2.59メートル、巨石をもって構築し、天井、奥壁および左右壁はそれぞれ一石より成っている。石材の表面は軽く水磨きを行ない、玄門の石には門の柱および冠木に相当する部分を刳り出すなど、入念な工作を行なっている。古墳時代末期の整美な切石造り石室として価値が高い。
じゃけつざんこふん
平地に築造された径約30メートルの円墳である。古くから開口していた横穴式石室は羨道を欠くが、玄室は奥行3メートル、幅2.59メートル、巨石をもって構築し、天井、奥壁および左右壁はそれぞれ一石より成っている。石材の表面は軽く水磨きを行ない、玄門の石には門の柱および冠木に相当する部分を刳り出すなど、入念な工作を行なっている。古墳時代末期の整美な切石造り石室として価値が高い。
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