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白帆注進外国船出入注進

しらほちゅうしんがいこくせんでいりちゅうしん

概要

白帆注進外国船出入注進

しらほちゅうしんがいこくせんでいりちゅうしん

歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 文書・書籍 / 絵図・地図 / 江戸 / 日本 / 九州 / 佐賀県

江戸時代

 

竪24.3cm 横16.7cm

1

佐賀県佐賀市松原2丁目5-22

公益財団法人鍋島報效会

「白帆注進外国船出入注進」は、江戸時代を通して長崎警備を担当した佐賀藩が作成した資料で、乾、坤、無題の三冊からなる。天保15年(1844)から慶応4年(1868)まで長崎港に入港した艦船などについての記録で、合計208隻以上もの船の絵が描かれている。平成22年、同資料中に描かれた船の一つが伊予大洲藩が所有し、坂本龍馬にゆかりのある「いろは丸」であることが確認された。手がかりとなったのは「四国船」との記述や大洲藩主加藤家の家紋「赤地に白の蛇の目の紋」の船印などである。いろは丸はイギリス製のスクリュー式蒸気船で、慶応3年(1867)、坂本龍馬率いる海援隊が借り受け、長崎から大坂に向けて瀬戸内海を航行中、紀州藩の蒸気船「明光丸」と衝突し沈没したことで有名である。これまでいろは丸が描かれた同時代の資料は皆無であり、唯一の絵画資料といえる。

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キーワード

/ 蒸気 / 佐賀 /

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