旧小納家住宅
きゅうこなけじゅうたく
概要
・この建物は、2代目小納宗吉氏が明治33年(1900)に建築した木造2階建ての住宅です。
・小納家は漁業のほか、呉服、雑貨商を営み、時には宿泊施設としても利用したり、さらに郵便局舎としても利用されたことから電信室などがそのまま残っています。
・この時代としては珍しい洋風建築をとりいれ、黒檀や檜材を多く使用し、当時の豪勢な生活のあとが偲ばれます。
・その後、昭和52年(1977)に遺族により本町に寄付され、その年に町が全面修復し、同年12月に羽幌町重要文化財として指定し、昭和53年(1978)7月に焼尻郷土館として開館し、現在にいたっています。