豊橋ハリストス正教会聖使徒福音者馬太聖堂
とよはしはりすとすせいきょうかいせいしとふくいんしゃまとふぇいせいどう
概要
豊橋ハリストス正教会聖使徒福音者馬太聖堂は、大正2年12月に竣工した。平面は、西から東へ、玄関、啓蒙所、聖所、至聖所を一直線に並べる、ハリストス正教会聖堂に共通する形式である。
豊橋ハリストス正教会聖使徒福音者馬太聖堂は、ハリストス正教会聖堂の定型的な平面構成をもつとともに、我が国における木造ハリストス正教会聖堂の完成型の建築構成と細部意匠をもつことで、高い歴史的価値がある。
また本聖堂が、我が国ハリストス正教会の司祭建築家河村伊蔵の設計と推測できる点においても重要である。