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蒜頭壺

さんとうこ

概要

蒜頭壺

さんとうこ

考古資料 / 奈良県

中国・秦~前漢 紀元前3~紀元前2世紀

無紋

高36.4 口径3.1

1個

 蒜頭壺(さんとうこ)もまた、戦国末期に発達した壺類の一種であり、秦の銃一とともに、長江流域をはじめとする全土に一気に広まった器種である。口縁部に蒜(にんにく)をさかさにしたような形の造型があるので、この名がある。下方に重心のある器身は、細く伸びる頸部と対照的である。基本的に無文で造型の面白さをひき立てている。

坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.57, no.252.

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キーワード

紀元前 / 青銅器 / 坂本 / 奈良

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