羅漢図
らかんず
概要
羅漢とは悟りに達した修行者のこと。ことに禅宗において重視され、その画像も南宋末以降、おびただしく制作された。本作品は、唐末五代の禅月(ぜんげつ)大師貫休(かんきゅう)によって創始された、「胡貌梵相(こぼうぼんそう)」とも称される怪異な表現を持つ「禅月様(よう)羅漢」系統の一写本であるが、粗放な衣紋線にはことのほか古様な逸格水墨画の名残が色濃く、その制作は宋末元初にまでさかのぼるとみられる。
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公益財団法人 根津美術館らかんず
羅漢とは悟りに達した修行者のこと。ことに禅宗において重視され、その画像も南宋末以降、おびただしく制作された。本作品は、唐末五代の禅月(ぜんげつ)大師貫休(かんきゅう)によって創始された、「胡貌梵相(こぼうぼんそう)」とも称される怪異な表現を持つ「禅月様(よう)羅漢」系統の一写本であるが、粗放な衣紋線にはことのほか古様な逸格水墨画の名残が色濃く、その制作は宋末元初にまでさかのぼるとみられる。
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