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青磁筍瓶

せいじたけのこへい

概要

青磁筍瓶

せいじたけのこへい

陶磁 / / 中国

龍泉窯

りゅうせんよう

中国

南宋時代

高29.6㎝ 口径8.3㎝ 底径12.0㎝

一口

東京都港区南青山6-5-43

根津美術館

重要文化財

筍形とは、首から胴にかけて数条巡らされた凸帯に筍を連想して、わが国で付けられた名称である。この姿の瓶は、わが国に相当数将来されたものと思われるが、これは、その中でも姿の美しさ、釉調のみごとさで、もっとも優れた作品と言われている。将来の時期は明らかではないが、14世紀初頭には交易品であったことが、沈没船の調査から知られている。また天文23年(1554)の奥書のある『立花(りっか)図巻』に見られるので、筍花生の名称は、室町時代には使われていたことがわかる。徳川家綱が堀田正俊に与え、以来佐倉堀田家に伝来した。

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キーワード

青磁 / / 龍泉 / せんよう

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