御後園絵図(文久3年)
概要
幕末期の後楽園の様子を示す絵図。元禄期の築庭以来たびたび手が加えられたが、この図では、中央の芝生、沢の池や唯心山(ゆいしんざん)、その南の井田(せいでん)や茶畑などが確認でき、現在の状況にかなり近づいていることが分かる。植生も色彩鮮やかに描き分けられている。園内には園の維持管理に当たる家臣や小者(こもの)などが住み込んでいたから、そのための建物が多く建ち並んでいる。
幕末期の後楽園の様子を示す絵図。元禄期の築庭以来たびたび手が加えられたが、この図では、中央の芝生、沢の池や唯心山(ゆいしんざん)、その南の井田(せいでん)や茶畑などが確認でき、現在の状況にかなり近づいていることが分かる。植生も色彩鮮やかに描き分けられている。園内には園の維持管理に当たる家臣や小者(こもの)などが住み込んでいたから、そのための建物が多く建ち並んでいる。
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