五勝手鹿子舞
ごかってししまい
概要
・この地方は、檜山(ひのきやま)が有名なところで、延宝6年(1678)頃より檜が盛んに伐採されていました。このため、多くの労働者が南部・津軽地方から出稼ぎにきて、中には土着する人もいました。
・椴川山、古櫃山などアスナロ檜の伐採にあたった杜夫による山神社(現在の檜山神社)の山岳信仰から発生した民俗芸能で、明るく勇壮で格調の高さを伝えています。
・以来、祭事祝賀のときは五勝手鹿子舞を舞い、悪魔を祓い、福を招き、国家安泰、五穀豊穣、海上安全、豊漁満足、万民平和を祈願して神に捧げるものであり、今日まで伝承されています。