行波の神舞
ゆかばのかんまい
概要
七年に一度執行される大きな神楽で、七年目ごとの四月二日、三日に行われる。錦川原に大きな赤松の柱九本で約八メートル四方の神殿を建て、屋根を藁のとこで葺く。中央には天蓋な飾る。神殿より約二十五メートル川上に、非常に高い赤松を一本立て、三方を綱で支える。もとは神職が執行したが、現在では、舞い始め、舞い納めの儀式のみ神職が担当し、他はすべて村人が行っている。荘厳(神殿入り)、六色幸文祭、諸神勧請、注蓮滝水、日本紀、荒霊豊鎮、八開の舞、愛宕八幡、天津岩座、三宝荒神、弓籠将軍、真榊対応、内鬼柴鬼神、五竜地鎮の十四番の曲目がある。
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国指定文化財等データベース(文化庁)