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杉本家住宅 隅蔵

すぎもとけじゅうたく すみぐら

概要

杉本家住宅 隅蔵

すぎもとけじゅうたく すみぐら

住居建築 / 江戸 / 近畿 / 京都府

京都府

江戸後期/1822以前

土蔵造、建築面積19.09平方メートル、二階建、切妻造、本瓦葺、東面庇付、桟瓦葺

1棟

京都府京都市下京区綾小路通新町西入矢田町116番

重文指定年月日:20100629
国宝指定年月日:

公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会

重要文化財

 杉本家住宅は、京都市街の中心部に所在する町家で、綾小路通に面して広い屋敷地を占める。主屋は、表側の店舗部と裏手の居室部を玄関で結ぶ表屋造(おもてやづくり)の形式で、主屋の後方に大蔵、隅蔵、中蔵が並び建ち、屋敷の周囲には高塀を廻らせる。
 杉本家住宅の主屋は、伝統的な京都の町家形式をよく示し、保存状況も良好で、市内に現存する大規模な町家建築として、高い歴史的価値を有している。また、江戸期の土蔵とともに、明治期から昭和初期にかけて整えられた茶室なども保存され、町家の屋敷構えをよく伝えている。

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