炭坑仕事唄板画巻 おれもなりたや 小頭さんに いつも笹部屋で寝てござる
概要
「おれもなりたや 小頭さんに いつも笹部屋で寝てござる」
「昔は係員のことを人くりとか小頭(こがしら)とか呼んだので、
俺もなりたや小頭さんにョォ
いつも坑内詰所(ささべや)で寝てござるョォ
俺もなりたや小頭さんにョォ
一分二分ならちよと筆の先ョォ
などと古い炭坑の文句にある、と松尾さんが歌いかけた時炭車が下りて来た。
石炭を積み込みながら俺は、こんな辛い仕事をしながら一分か二分(昔だから二十銭か三十銭だろう)のことで身をまかさねばならないなんて、と逢つた事もない女達が可哀想になつた。」(松本信也『もぐら日記』葦会、1953年、82頁)
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