木造釈迦如来立像(三沢初子持仏) 附 厨子、釈迦堂創建記石板、釈迦堂棟札
もくぞうしゃかにょらいりゅうぞう(みさわはつこじぶつ) つけたり ずし、しゃかどうそうけんきせきばん、しゃかどうむなふだ
概要
木造釈迦如来立像(三沢初子持仏) 附 厨子、釈迦堂創建記石板、釈迦堂棟札
もくぞうしゃかにょらいりゅうぞう(みさわはつこじぶつ) つけたり ずし、しゃかどうそうけんきせきばん、しゃかどうむなふだ
江戸時代中期
/江戸時代中期
仏像:木製(針葉樹材/伝赤栴檀)
厨子:木製、漆塗、金箔
石板:石製
棟札:木製(スギ材)、墨書
仏像:像高5.6cm
厨子:厨子高14.4cm
石板:全長46.0cm、幅28.0cm、厚さ4.6cm
棟札:全長66.8cm、幅16.6cm、厚さ1.5cm
仏像1体
附 厨子1基、石板1枚、棟札1枚
奥州市指定
指定年月日:19731220
有形文化財(美術工芸品)
仙台藩3代藩主伊達綱宗の側室であった浄眼院三沢氏(初子)が伊達騒動に際して自身の三人の子の安寧を祈って三体の仏像を作らせ、子の成長後、長子綱村(仙台藩4代藩主)、二男村和(登米中津山3万石)、三男村贇(宇和島藩3代藩主)に一体ずつ与えたもので、綱村に与えられた仏像は仙台釈迦堂の本尊として祀られている。本像は、村和が二男の村清に与えたもので、母の実家(三沢家)の跡継ぎとなるにあたり授けたものと考えられる。