丹南遺跡E8-3-24 調査区南側全景
たんなんいせきE8-3-24 ちょうさくみなみがわぜんけい
概要
丹南3丁目の店舗建設に伴う発掘調査(調査番号:E8-3-24)の調査区南側部分。調査では、主に鎌倉時代~江戸時代にかけての遺構が確認されている。写真に写る幅3mの大溝は室町時代のもので、土器のほかに「来迎寺」記名軒丸瓦も出土している。また、調査区には明治6年(1873)3月制作の丹南村地籍図に「邸内地」と記された土地が含まれるため、江戸時代~明治時代初期の遺構は丹南藩陣屋や藩校に関するものであると考えられる。写真は北から撮影。
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まつばら文化財デジタルアーカイブ(大阪府松原市)