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青銅人面付浄瓶

セイドウジンメンツキジョウヘイ

概要

青銅人面付浄瓶

セイドウジンメンツキジョウヘイ

考古資料

総高:26.0cm 胴径:9.5cm

1個

青銅、響銅の水瓶。佐波理製。倒卵形の体部にハの字にひらく高台をもつ。頸部は細長く、膨らんだ円盤型の上には八条の沈線をもつ細い塔状の摘みがある。その頂には径0.4㎝ほどの穴が開いている。体部の肩には人面をもった注ぎ口が付いている。その頭部に附属する可動式の蓋は現在錆びついて開けることができない。頭髪とあごひげが顔を囲むように表現され、鼻の下には口ひげも表現されている。漢族ではなく西域の人面とされるもので、その製作地も西域に推定する意見がある。体部や頸部の表面は光沢をもち、鋳造後の研磨と錫分の多さが看取できる。

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キーワード

頸部 / / /

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