朱漆木目塗三日月文合口
しゅうるしもくめぬりみかづきもんのあいくち
概要
明治時代、日常的に身に着けなくなった刀装には奇抜な装飾を施したものが多くなった。これは鞘を木目のように漆を塗って銀平文の月を配し、鐺を猿の形にして猿猴捉月の図となす。鞘の先を補強する鐺という金具を、樹木に見立てた鞘にからみつく猿とする着想が面白い。
るび ひょうもん こじり えんこうそくげつ
(酒井元樹木氏執筆)
しゅうるしもくめぬりみかづきもんのあいくち
明治時代、日常的に身に着けなくなった刀装には奇抜な装飾を施したものが多くなった。これは鞘を木目のように漆を塗って銀平文の月を配し、鐺を猿の形にして猿猴捉月の図となす。鞘の先を補強する鐺という金具を、樹木に見立てた鞘にからみつく猿とする着想が面白い。
るび ひょうもん こじり えんこうそくげつ
(酒井元樹木氏執筆)
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