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広口壺

ひろくちつぼ

概要

広口壺

ひろくちつぼ

考古資料 / 朝鮮半島

制作地:朝鮮半島

朝鮮・三国時代(加耶) 6世紀

土製

高16.3 口径13.5 胴径13.0

1口

 朝鮮三国時代の加耶諸国のうち、韓国慶尚北道高霊を中心に最強を誇った大加耶の典型的な広口壺。古墳に副葬されることが多い。
 口頸部は太く長く、器高の半ば以上を占める。頸部を沈線2条で頸部を3段に区画し、各区画に時計回り方向で11歯具による櫛描波状文をめぐらす。
 焼成は良好で、固く焼き締まっている。胴部下位は内面に火ぶくれが生じている。灰青色に発色し、胴部下位は暗灰色、底部外面は黄灰色に発色する。口頸部内面に濃緑色の自然釉がかかり、型の外面にも薄く自然釉がかかる。

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キーワード

頸部 / / /

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