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月秋草雁蒔絵櫛

つきあきくさにかりまきえくし

概要

月秋草雁蒔絵櫛

つきあきくさにかりまきえくし

その他 / 江戸

江戸後期・昭和時代/19・20世紀

馬爪

4.5×10.5 (cm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-1-059

独立行政法人日本芸術文化振興会

鼈甲に似せた馬爪(ばず)製、深川利休形の挿櫛。深川利休形は、文政8年(1825)以降に江戸で櫛が小型化する中で考案されたが、京・大坂で流行したものは親歯の幅が広い。表には薄・萩に月・雁、裏に薄と撫子を高蒔絵で表している。馬爪製の櫛類は、享和年間(1801~1804)に鼈甲が高騰した際に考案されて流行した。蒔絵は近代の後補である。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

/ 鼈甲 / / 利休

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