唐詩残篇
とうしざんぺん
概要
平安時代、唐から日本にもたらされた漢詩集の断巻。僧寺を詩題とした初唐から中唐の詩篇27首を収めており、文中には周の則天武后(そくてんぶこう)が制定した則天文字が用いられている。紙背には当時の日本で人気を博した白居易(はくきょい)の詩文(『白氏長慶集』)が、行成様の特色豊かな筆致で書写されている。日本における漢詩受容の実態を示す貴重な遺品である。
とうしざんぺん
平安時代、唐から日本にもたらされた漢詩集の断巻。僧寺を詩題とした初唐から中唐の詩篇27首を収めており、文中には周の則天武后(そくてんぶこう)が制定した則天文字が用いられている。紙背には当時の日本で人気を博した白居易(はくきょい)の詩文(『白氏長慶集』)が、行成様の特色豊かな筆致で書写されている。日本における漢詩受容の実態を示す貴重な遺品である。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs