破扇透鐔
やぶれおうぎすかしつば
概要
作者の西垣(にしがき)勘(かん)平(ぺい)は肥後金工を代表する装剣金工で、この鐔は鉄地に破れた扇を透彫とし、金の布(ぬの)目(め)象(ぞう)嵌(がん)による文様をアクセントに用いて枯淡な味わいを醸し出している。交錯する扇の地を透かすことによって、素材からの重みは感じず、意匠に動きが生まれている点が巧みである。 (160102_h14特集寿ぎ)
やぶれおうぎすかしつば
作者の西垣(にしがき)勘(かん)平(ぺい)は肥後金工を代表する装剣金工で、この鐔は鉄地に破れた扇を透彫とし、金の布(ぬの)目(め)象(ぞう)嵌(がん)による文様をアクセントに用いて枯淡な味わいを醸し出している。交錯する扇の地を透かすことによって、素材からの重みは感じず、意匠に動きが生まれている点が巧みである。 (160102_h14特集寿ぎ)
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