文化遺産オンライン

曼荼羅集 巻下

マンダラシュウ マキゲ

概要

曼荼羅集 巻下

マンダラシュウ マキゲ

絵画

縦:31.7cm 横:2055cm

1巻

 曼荼羅集は、勧修寺の興然(一一二〇~一二〇三)が著した。本作は、正応三年(一二九〇)に高山寺の経弁が写したもの。 高山寺では、華厳と密教とを併せ修め、その密教の流れは興然に発しており、彼の著作がこの地で書写されたのは、まことに宜なるところである。絵図は、善智という専門画工に描かせている。書体、図ともに、当時の典型的な作風を示す。 奥書別筆から、江戸時代には鳥羽の安楽寿院に伝来していたことが知られ、京都にゆかりの深いものである。

曼荼羅集 巻下をもっと見る

京都国立博物館をもっと見る

キーワード

図像 / / 高山寺 / 曼荼羅

関連作品

チェックした関連作品の検索