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秘曼荼羅(唐本曼荼羅)

ヒマンダラ(トウホンマンダラ)

概要

秘曼荼羅(唐本曼荼羅)

ヒマンダラ(トウホンマンダラ)

絵画

縦:30.4cm 横:134cm

1巻

 何が描かれているか完全には解明されていない珍しい図像集で、類本が京都・仁和寺蔵密教図像の中にある。特に、第三番目の金剛界五仏は、京都・安祥寺蔵金剛界五仏坐像(当館寄託)と一致する珍しい図像として知られており、安祥寺を開いた恵運(七九八~八六九)との関係が指摘されている。全体に油を引いて敷き写したことがよくわかり、十三世紀に遡るものと考えられる。  京都・東寺に伝来したとされ、巻末に「月明荘」の蔵書印があることから、古書肆として有名な反町茂雄氏(一九〇一~九一)を経て当館の有となったことがわかる

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図像 / 曼荼羅 / /

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