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武陵桃源図

ぶりょうとうげんず

概要

武陵桃源図

ぶりょうとうげんず

絵画 / 江戸

渡辺玄対筆

江戸時代・18~19世紀

絹本着色

143.9×49.9

1幅

 桃の花咲き続く仙境@せんきょう@に漁師が迷い込み、帰るのを忘れたという陶淵明@とうえんめい@『桃花源記@とうかげんき@』が主題。物語は下から上へ展開、下方に舟上の漁師、桃花の林が続き、奥に桃源郷@とうげんきょう@が広がる。群青@ぐんじょう@や緑青@ろくしょう@など濃厚な絵の具を用いた青緑@せいりょく@山水で、14歳年下の谷文晁@たにぶんちょう@と互いに影響し合った渡辺玄対の代表作だ。

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