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旧西田川郡役所

きゅうにしたがわぐんやくしょ

概要

旧西田川郡役所

きゅうにしたがわぐんやくしょ

近代その他 / 明治 / 日本

高橋兼吉

たかはしかねきち

山形県鶴岡市

明治/1884

擬洋風建築・2階建&塔屋

建築面積265㎡延床面積399㎡高さ20m  

1棟

山形県鶴岡市

移築:1972(昭和47) 指定:1969(昭44).12.18

致道博物館

重要文化財

1876年廃藩置県後の置賜・山形・鶴岡の3県が統合し現在の山形県が誕生しました。その後郡制の施行により県下に11の郡がおかれ、鶴岡は西田川郡となり郡役所が設置されました。初代県令三島通庸の命により郡役所が着工、設計施工は高橋兼吉・石井竹次郎があたり1881年(明治14)落成、この年9月明治天皇御巡幸があり、行在所となりました。この建物は、中央玄関に突出したバルコニーと中央に塔屋・時計塔がついた木造2階・両翼1階建て、高さ20メートルを有する擬洋風建築です。外観には簡素ながら均整のとれた意匠を施しており、上げ下げ硝子窓・玄関ポーチの柱脚台と頸巻繰形、軒先廻りの化粧陸垂木、つり階段などに、ルネッサンス様式がみられます。なお時計台の時計は強風のため故障が多いので取りはずし、市内常念寺に移され、現在鶴岡市指定文化財となっております。1972(昭和47)年当館に移築されました。

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キーワード

鶴岡 / 山形 / 兼吉 / 擬る

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