旧彦根藩足軽組屋敷(善利組・旧戸塚家住宅)
きゅうひこねはんあしがるくみやしき(せりぐみ・きゅうとつかけじゅうたく)
概要
旧戸塚家住宅は、天保7年(1836)に彦根藩の普請方により作成された『御城下惣絵図』(彦根城博物館所蔵)に「戸塚文介」の名前が記載されており、また、通りに沿った家の当主の名前を並び順に横帳に列記した天明元年(1781)の『三拾七組家並帳』(彦根市立図書館蔵)を含む5冊の家並帳※にも一貫して「戸塚」姓である。旧戸塚家住宅が建つ敷地は、天保7年(1836)に作成された『御城下惣絵図』にある間口6間、奥行10間の敷地※※とほぼ変わらないことがみてとれる。