豊田式小幅動力織機(I式)
とよだしきこはばどうりょくしょっき(あいしき)
概要
豊田佐吉は、既に鉄製織機を完成させていたが、当時の零細な織布業者の経営実態と織物ニーズの多様化を考慮して、1909年に汎用性のある安価な木鉄混製の動力織機を完成させました。さらに先に発明した「アンクル式たて糸送り出し装置」を改良して、厚地織物も高品質で織れるようにしています。
展示機は、1909年頃に作られ、知多木綿の生産に使用されていたものを、元の状態に復元したものです。
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