源平合戦図屏風(屋島合戦図)
げんぺいかっせんずびょうぶ
概要
源平合戦図屏風(屋島合戦図)
げんぺいかっせんずびょうぶ
江戸時代前期
紙本著色
6曲1双
『平家物語』に語られる屋島合戦より、武勇伝を大写しで描く。右隻では平氏の侍大将悪七兵衛景清がその怪力により三穂屋十郎の兜の錣を引きちぎるシーン、左隻では有名な那須与一の扇の的の場面が描かれます。
景清の錣引きの逸話は、今日では、扇の的ほど一般的ではありませんが、江戸時代ごろには、様々な絵画作品に描かれていました。また、景清は悲劇の英雄として謡曲や幸若舞で人気を得ている。
【名品2019】【中世の神戸】