譲状
ゆずりじょう
概要
藤原定家の子為家(1198~1275)は、相伝する播磨国越部下庄(はりまのくにこしべしものしょう)を嫡子(ちゃくし)為氏(1222~86)に与えた。しかし、後妻の阿仏尼(あぶつに)に為相(ためすけ)が生まれたため、為家は為氏に譲与した財物を取り返し(悔返(くいかえし))て、改めて為相に譲与した。七十二歳の為家の自筆で、四十八歳の為氏の同意を示す署名と花押がある。
ゆずりじょう
藤原定家の子為家(1198~1275)は、相伝する播磨国越部下庄(はりまのくにこしべしものしょう)を嫡子(ちゃくし)為氏(1222~86)に与えた。しかし、後妻の阿仏尼(あぶつに)に為相(ためすけ)が生まれたため、為家は為氏に譲与した財物を取り返し(悔返(くいかえし))て、改めて為相に譲与した。七十二歳の為家の自筆で、四十八歳の為氏の同意を示す署名と花押がある。
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