十王山の槻ノ木
じゅうおうざんのつきのき
概要
十王山の槻ノ木
じゅうおうざんのつきのき
宮城県
十王山の槻ノ木は、大崎平野の東端部に位置し、島状に残る低丘陵の西斜面に所在する。樹齢750年といわれ、古来、旅人の目印として重宝されたと伝わる。槻(ツキ)はケヤキの古名であり、同種の樹木である。主幹上部は大きく失われたものの、残された幹や根の表面は非常に綺麗であり樹勢が非常に良く、枝の張り具合も見事である。現状としてはその治療痕が目につくものの、しっかりと大地に根を下ろした根張り、幹の力強さ、枝振り、樹皮の風合い等は、今なお見る者を圧倒させる威容を保っている。
宮城県遠田郡美里町木間塚字十王山15-1
美里町指定
指定年月日:20180703
宮城県遠田郡美里町 町長 相澤清一
記念物