今戸瓦焼図
いまどかわらやきず
概要
今戸瓦焼図
いまどかわらやきず
亜欧堂田善筆 (1748-1822)
あおうどうでんぜん
江戸時代/18世紀末期〜19世紀初期
絹本油彩
40.8×65.6
1幅
款記「田善」白文方印「田善之印」朱文方印「善吉氏」
来歴:東京 大場氏→池長孟→1951市立神戸美術館→1965市立南蛮美術館→1982神戸市立博物館
参考文献:
・神戸市立博物館『まじわる文化 つなぐ歴史 むすぶ美―神戸市立博物館名品撰―』図録 2019
・江戸東京博物館『隅田川 江戸が愛した風景』展図録 2010
・勝盛典子「プルシアンブルーの江戸時代における需要の実態について-特別展「西洋の青-プルシアンブルーをめぐって-」関係資料調査報告」(『神戸市立博物館研究紀要』第24号) 2008
・神戸市立博物館特別展『西洋の青』図録 2007
今戸は隅田川の西岸で、都鳥の名所でした。『江戸名所図会』に、「今戸には、土をこね、瓦造りならべてほしければ やかぬまは露やいとはむ下瓦 杉風」とあるように、瓦焼きは今戸の名物になっていました。