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金剛石目塗(蒔地)

こんごういしめぬり(まきじ)

概要

金剛石目塗(蒔地)

こんごういしめぬり(まきじ)

漆芸

静岡県指定
指定年月日:20151208

無形文化財(工芸技術)

金剛石目塗(蒔地)は、静岡漆器の質向上のために、大正13年(1924)、静岡市の鳥羽清一によって考案された漆塗である。
 これは、漆器の下地に川砂を用いる技法で、耐水、耐熱、耐酸性を向上させる効果があり、製作には以下の特徴を有する。
・素地には乾漆及び木製品を用いること
・下地は砂を用いた蒔地で、地塗、砂蒔地、蒔地固め漆塗、研磨を複数回繰り返すことにより、堅牢に仕上げること
・塗工程は、乾燥を挟んで複数回繰り返し、天然の漆液を用いること
・下地工程から研磨工程までの一連の作業を同一工房内で行うこと

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キーワード

下地 / / 工程 /

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