絹本著色夢窓疎石像
絹本著色無極志玄像
けんぽんちゃくしょくむそうそせきぞう
けんぽんちゃくしょくむきょくしげんぞう
概要
夢窓疎石(1275~1351)の最晩年の自賛を伴う半身頂相と、夢窓の法を嗣いで天龍寺二世、慈済院開山となった無極志玄(1282~1359)の半身像。両図は、画像の規模、半身という図様形式、賛の文言、伝法衣の描写など、師弟間の法の授受を明確に表示しており、このような禅宗における肖像画(頂相)が担う文化史的意義をよく示す作例として貴重である。
所蔵館のウェブサイトで見る
国指定文化財等データベース(文化庁)