迎春
げいしゅん
概要
この人形同様、ふっくらとした丸い少女が羽子板を抱えている姿を表現した人形は数点あったらしい。しかし残念ながら現存確認できるのは３体のみである。
モチーフはおなじものの、色彩や仕上げについてはかなりの相違がみられる。特に本作品は晩年の作と言われている
「はなこさん」と同様、張子ながら漆を塗って仕上げており三四郎の試行錯誤の跡がうかがえる。
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