泥眼
でいがん
概要
「泥眼」は目に金泥を施すところから名付けられた面。八世宝生大夫古将監重友(1619~1685は『面論記』に「海人の切に用面也」と記し、能〈海人(海士)〉の後シテのような成仏した女人や仏体の面という。一方で、金泥が涙のように光り、深い怨みを内に籠めた表情にもなることから能〈葵上〉などにも用いる。面裏に「泥眼」との朱書きがある。
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国立能楽堂 資料展示室でいがん
「泥眼」は目に金泥を施すところから名付けられた面。八世宝生大夫古将監重友(1619~1685は『面論記』に「海人の切に用面也」と記し、能〈海人(海士)〉の後シテのような成仏した女人や仏体の面という。一方で、金泥が涙のように光り、深い怨みを内に籠めた表情にもなることから能〈葵上〉などにも用いる。面裏に「泥眼」との朱書きがある。
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