乳文鏡
にゅうもんきょう
概要
本資料は、浅口市鴨方町本庄川上流域の竹林寺山の支脈が本庄に向かって延びる標高80mの丘陵の南端部で発見されたとされるもので、その後、鴨方町教育委員会に寄贈された。現在、鴨方郷土資料館収蔵庫にて保管をしている。
本資料の出土については、土地所有者である藤井良一氏が、桃畑の施肥作業中に、地表下0.5~0.6mの深さで発見したものである。銅鏡の出土からこの地点に古墳が存在する可能性が高いことから、坪の地名を取って坪古墳として『岡山県遺跡地図』に登録され、保護されています。
平成23年度に資料の劣化状態が深刻であるため、目下保存処理を実施している。